袴のクリーニング料金相場と所要期間|店舗利用のメリットと家でのお手入れ方法も紹介
成人式や卒業式などで活躍した袴は、使用時間は少なくても次に使うまでの保管期間が長いこともあり、保管する前に必ずクリーニングしておきましょう。
皮脂汚れなど時間が経つと落ちなくなり、大切な袴を傷める原因となるためです。また正絹や天然素材を使用したものは、虫食いなどを防ぐためにもプロに依頼した方がいいでしょう。
ここでは袴のクリーニングの洗濯方法やお手入れ方法、クリーニング店を利用するメリットを紹介します。
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袴のクリーニング料金相場
クリーニング店には大きく分けて以下の2種類があり、どちらを選ぶか、どんなサービスを選ぶかによって料金も異なります。
一般的に、宅配型は送料が必要になるため店舗型と比較して高くなる傾向があるのです。
店舗型クリーニング
自宅や勤務先の近くにある店舗型のクリーニングを利用する場合、いつでも自分でお店に持ち込むことで利用できます。
大切な袴を任せるので、スタッフと直接対面でき安心感があります。
【店舗型クリーニングの袴のクリーニング料金相場】
5,000〜7,000円程度
宅配型クリーニング
宅配型クリーニングは、自宅にいながらスマホやパソコンからインターネットで申し込みができます。24時間申し込みができることや、業者が自宅まで引き取りにきたり、コンビニから荷物を預けたりすることができるため、生活スタイルに合わせやすい点もメリットでしょう。
【宅配型クリーニングの袴のクリーニング料金相場】
7,000~15,000円程度
宅配型クリーニングの袴のクリーニング費用は、お店によって開きがあります。
折り目のプレス費用が別途必要な場合や、クリーニング料金に含まれているなど、提示されている料金でどんな内容のサービスを行っているのかをしっかり確認する必要があります。
袴のクリーニングにかかる日数
袴のクリーニングにかかる日数は、一般的に店舗型の方が宅配よりも早く仕上がる傾向があります。
宅配クリーニングは配送の時間が必要なので、手元に届くまでに時間がかかります。急ぐ場合には、店舗型のクリーニングを利用した方が、納期も融通がきくでしょう。
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袴は家で洗濯できる?
袴によっては家で洗濯できるものもあるため、まずは洗濯表示のタグを確認しましょう。
水洗い不可やドライマークが付いているものは、自宅で洗濯はできないため、プロのクリーニングに依頼してください。
自宅での洗濯に適さない袴
- 絞りや刺繍などの装飾があるもの
- 裏地のある着物
- アンティークな着物や高価な着物
- 正絹の着物
洗濯可能な袴であっても、型崩れや色落ちなどが起こらないように自己責任で慎重に洗いましょう。
袴の洗濯方法
袴の洗濯表示タグを確認し、水洗いができる場合には以下の手順で丁寧に洗濯してください。
袴の洗濯方法
- 1. 汚れた部分を確認
- 2. 着物を袖畳みする
- 3. 洗濯ネットに入れて洗濯機に入れる
- 4. 洗剤を選ぶ
- 5. 洗濯機のドライ/ソフトコースを選ぶ
- 6. 和服用ハンガーで干す
まずは袴にどんな汚れが付着しているか確認し、シミなどがある場合は、下洗いでシミを抜きましょう。
大きなシミや下処理で取れない場合は、無理に擦らずクリーニング業者に依頼することをおすすめします。
袴を洗濯機に入れる場合、「袖畳み」をしたうえで洗濯ネットに入れましょう。
畳まずに入れると余計なシワが付く原因になるため、注意が必要です。おしゃれ着に適した洗剤を選び、衣類を傷めないようにしましょう。
水洗いができる袴であっても、通常の衣類よりも繊細なのでできる限り優しいコースを選ぶと型崩れやシワを防止できますよ。
洗い上がった袴は和服用のハンガーで陰干ししましょう。
関連記事:家庭の洗濯でシミを落とす方法|シミの種類とシミ抜きのポイント
袴のクリーニングを店舗利用するメリット
袴のクリーニングは、クリーニング業者を利用した方がいいでしょう。自宅で洗う場合と比較して以下のようなメリットがあります。
- 仕上がりがきれい
- 抗菌や防虫などのオプション
- 保管サービス
仕上がりがきれい
自宅で洗濯すると、どうしてもシワができたり、落としたい汚れが落ち切らなかったりする可能性があります。
普段の衣類とは異なり、扱いが難しくなります。袴や着物に対する専門的な知識が必要なこともあり、素人が洗うには限界があります。
プロのクリーニング業者であれば、袴の扱いに対する知識や経験、技術があるため、袴を傷めることなくきれいに仕上げることができます。
抗菌や防虫などのオプション
クリーニング業者を利用すると、防虫・防カビ加工などのオプションを選択することができます。
特に天然素材を使用している袴の場合、湿気によるカビの発生や虫食いのリスクがあるため、カビや湿気を防止する加工を施しておくと安心です。
自宅の洗濯では、このような加工を施すことは難しく、クリーニング業者だからこそできる技術といえるでしょう。
保管サービス
クリーニング業者によっては、ある一定期間、業者側で袴を保管するサービスがあります。
クリーニング業者で保管してもらえれば、適切な保管環境で預かってもらえるため袴の経年劣化を最小限に抑えることができ、収納スペースを節約できるといったメリットもあります。
店舗型のクリーニング店で保管期間を設けていない店舗も多いですが、宅配型クリーニングであれば、半年から1年程度保管してくれるサービスもあります。
関連記事:着物クリーニングなら宅配型がおすすめ!メリットと注意点をご紹介
袴の手入れ方法
特に天然素材の袴の場合とても湿気に弱いため、本来であれば桐タンスでの保管が好ましいといわれています。
とはいえ、自宅に桐タンスがない家庭も多いでしょう。桐タンスでの保管ができない場合は乾燥剤や防虫剤と一緒に保管することで、カビや虫食いを防止できます。
ただし、防虫剤や乾燥剤は化学製品なので、化学反応を防ぐためにも1種類に絞って使用した方がいいでしょう。防虫剤や乾燥剤は、袴の生地に直接ふれないように注意してください。
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まとめ
大切な袴をクリーニングに出すなら、クリーニング業者への依頼がおすすめです。
袴はデリケートな素材が使われていることが多く、取り扱いが難しいため、専門知識のある信頼のおける業者を選びましょう。
また宅配クリーニングであれば、自宅にいながら24時間いつでも申し込みができ、袴を長期間保管するサービスを提供しているお店もあるため、とても便利です。