枕の洗濯は宅配クリーニングがおすすめ|自宅で洗う方法も解説
枕には寝ている間にかいた汗が染み込んでいるため、そのままにしていると不衛生な状態になっていきます。そのため清潔に保つ必要がありますが、枕は中身の素材によって自宅で洗えるものと洗えないものがあるので注意が必要です。枕をクリーニングに出す場合には、宅配クリーニングを利用するという便利な選択肢もあることを知っておきましょう。今回は枕をクリーニングする際の料金相場や宅配クリーニングをおすすめする理由、枕を洗う方法などについてご紹介します。
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枕クリーニングの料金相場
枕を洗濯するには、店舗型クリーニングや宅配クリーニングに出す、コインランドリーに持っていって自分で洗うという選択肢があります。ただし、店舗型クリーニングや宅配クリーニングは枕のクリーニングを扱っていないところがあるので注意が必要です。また、宅配クリーニングの場合は、布団とのセットでのみ受け付けている業者もあるので確認しましょう。
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料金相場 |
メリット |
デメリット |
店舗型クリーニング |
1,000~1,800円 程度 |
・クリーニングができる枕か、その場で確認できる。 |
・クリーニングに出すときと引き取りのときの2回、店舗に足を運ぶ手間がかかる。 |
・素材に合わせて洗濯・乾燥が行われ、型崩れが防げる。 |
・仕上がりまで日数がかかる。 |
宅配クリーニング |
1,000~2,000円 程度 |
・店舗まで運ぶ手間が省け、自宅で集荷・引き取りができる。 |
・送料が別途かかることがある。 |
・素材に合わせて洗濯・乾燥が行われ、型崩れが防げる。 |
・布団と一緒でなければ頼めない業者もある。 |
・店舗型クリーニングよりも仕上がりまで日数がかかる。 |
コインランドリー |
900円程度 |
・その日のうちに洗濯から乾燥までできる。 |
・十分に乾燥できず不衛生になることや型崩れをする恐れがある。 |
・素材によっては洗えない。 |
洗える枕・洗えない枕の種類
枕はすべて洗えるわけではなく、中身の素材によって洗える枕と洗えない枕があります。
<洗える枕>
- パイプ枕
- ビーズ枕
- ポリエステルわた枕
- コルマ・ミニボール枕
<洗えない枕>
- ビーズ枕
- ポリエステルわた枕
- 低反発ウレタン枕
- スノー低反発枕
- そばがら枕
- 羽毛枕(ダウン)
ポリエステルわた枕やビーズ枕のように、商品によっては洗えない素材もあります。また、そばがら枕や羽毛枕、低反発ウレタン枕は自宅の洗濯機やコインランドリーで水洗いはできませんが、クリーニングには出すことが可能です。ただし、枕の場合洗えるか洗えないかは素材だけでは一概には言えないため、洗濯表示をよく確認するようにしましょう。
枕の洗濯表示を確認する
枕を洗いたいときは、自宅やコインランドリーの洗濯機や手洗いでの洗濯処理ができるか、クリーニング店でのドライクリーニングができるかなど、洗濯表示を確認して判断することが大切です。
<洗濯機や手洗いでの洗濯処理のマーク>
- 洗濯機で洗える場合には、桶のマークの中に液温の上限の温度が記載されています。また、桶の下に横線がない場合は洗濯機で通常の洗濯処理ができますが、横線がある場合は洗濯機で弱い洗濯処理ができるという意味です。
- 桶に手が入っているマークは洗濯機が使用できず、40℃までの液温で手洗いができるという意味です。
- 桶に×がついているのは、洗濯機の使用や手洗いができないというマークです。
<ドライクリーニングのマーク>
- ドライクリーニングができる場合は、使用する溶剤などの違いによって〇の中にPまたはFの文字が書かれています。〇の下に横線がない場合は通常の処理、横線がある場合は弱い処理ができることを示すマークです。
- 〇に×が書かれているのは、ドライクリーニングができないというマークです。
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枕の洗濯は宅配クリーニングがおすすめ
枕の洗濯は店舗に持ち込む手間がかからず、布団や毛布などの寝具とまとめてクリーニングが依頼できることから、宅配クリーニングの利用がおすすめです。
店舗へ持ち込みが不要
枕はひとつでもかさばるものですが、家族の分も合わせると大きな荷物になってしまいます。枕を抱えてクリーニング店に持っていき、仕上がった後で引き取りに行くのは大変です。買い物のついでや仕事帰りにクリーニング店に立ち寄ろうとしても、ほかに荷物があると持てないこともあるなど、手間がかかります。
一方、宅配クリーニングなら自宅で宅配業者に枕を渡すだけで引き取りも自宅でできるので、店舗に足を運ぶ手間がかからず便利です。店舗型クリーニングのように店舗の休日や営業時間を気にする必要はなく、都合の良いときに宅配業者に来てもらうことができます。
布団や毛布など寝具をまとめて依頼できる
宅配クリーニングの場合、枕以外にも布団や毛布など寝具のクリーニングにも対応しています。布団や毛布は枕よりもさらにかさばって重く、店舗まで持っていくのは大変です。宅配クリーニングを利用すれば、布団や毛布とまとめてクリーニングに出せることも大きなメリットです。
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自宅で枕を洗う方法
自宅で枕を洗う場合には、洗濯機で洗う方法と手洗いをする方法があります。洗濯表示を見て、自宅での洗濯が可能か、洗濯機を使用できるかなどについてあらかじめ確認しておきましょう。
枕を洗濯機で洗う方法
枕の洗濯表示を見て、洗濯機で洗える場合には洗濯機で洗う方法を選択できます。ただし、洗濯機に対して枕が大きい場合には上手く作動しないことがあり得るため、手洗いにしましょう。
枕を洗濯機で洗う場合は以下の手順で行います。
1. 枕カバーを外す。
2. 先に洗濯機に水を張っておしゃれ着洗い用洗剤を溶かしておく。
3. 枕を洗濯ネットに入れて、「ドライコース」または「手洗いコース」で中性洗剤を使って洗濯する。
4. 枕の中身が偏らないようにほぐす。
5. 枕を素材によって天日干し、または陰干しにする。
枕の中身が飛び出してしまわないように、枕のファスナーがきちんと閉まっているか確認しましょう。また、洗濯ネットは枕のサイズに合ったものを用いるとほつれを防ぐとともに、中身が飛び出してしまった場合でも最小限に抑えられます。脱水後に中身をほぐすときは、パンパンと叩くのがコツです。ポリエステルわたとパイプ、コルマ・ミニボールは天日干し、ビーズは陰干しが向いています。
枕の手洗いの方法
洗濯表示が手洗いになっている場合や洗濯機で洗うのが心配な場合は手洗いをします。枕を手洗いする手順は以下の通りです。
1. 枕カバーを外す。
2. 洗面台のボウルや浴槽に水を張って、中性洗剤を溶かす。
3. 枕の端からもみ洗いをしていく。
4. 水を数回変えてよくすすぐ。
5. 両手で枕を上から押さえて、水を押し出していく。
6. 枕の中身が偏らないようにほぐす。
7. 枕を風通しの良い場所で素材によって、天日干し・陰干しにする。
枕を手洗いするときには、枕がすっぽりと入る浴槽などを使います。枕をすすぐときには、洗剤の泡がなくなるまでしっかりとすすぐのがポイントです。枕が生乾きの状態ではカビが生えてしまうことがあります。枕が乾くまで数日かかかることもありますが、完全に乾くまで干しましょう。
洗濯できない枕の手入れ方法
洗濯できない枕のお手入れは、干す方法や布団クリーナーを使う方法があります。枕は定期的に干すだけでも湿気を逃がし、カビを防ぐことが可能です。洗うことができる枕も日常的なお手入れとして、定期的に干すのが望ましいと言えるでしょう。ただし、中身の素材によって干し方は異なり、ポリエステルわた、パイプ、コルマ・ミニボール、そばがらは天日干しが向いています。ビーズ、低反発ウレタン、スノー低反発、羽毛は陰干しが向いた素材です。枕を干した後は、叩いて中身の偏りを直します。
また、枕は布団と同様に布団クリーナーを用いて汚れを取ることも可能です。
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まとめ
枕は自宅で洗濯できない素材でもクリーニングに出せるものがあるので、洗濯表示をよく確認しましょう。クリーニングに出す場合は宅配クリーニングを利用すると、かさばる枕を店舗まで持って行く手間が省けるので、忙しい方にもおすすめです。枕は毎日使うものですから、洗濯表示に応じた適切なお手入れをして、衛生的な状態に保ちたいですね。