Tシャツのクリーニングがおすすめの理由｜自宅とは違う仕上がりで納得のサービス内容

Tシャツはクリーニングには出さずに自宅で洗うものだと考えられることが少なくありません。実はTシャルをクリーニングに出すと傷みにくくなるだけでなく、仕上がりも自宅で洗う場合とは全く違うのです。ここでは、大切なTシャツをクリーニングに出すのがおすすめの理由や料金相場などについてご紹介します。

 

 

Tシャツもクリーニングがおすすめの理由

Tシャツをクリーニングに出すと、自宅で洗濯するのとは仕上がりが異なり、型崩れなども防げます。Tシャツをクリーニング出すのがおすすめの理由は以下の通りです。

• シミ抜きで綺麗に
• 黄ばみも取れる
• よれずに仕上がる
• ハイブランドTシャツも安心

シミ抜きで綺麗に

Tシャツにワインやカレー、醤油などによる食べこぼしのシミ、汗ジミ、化粧品などのシミができてしまうと自宅で洗濯しても完全に落とすのは難しく、かえって生地を傷めてしまうこともあります。クリーニング店のシミ抜きサービスは、シミの原因や衣類の状態に合わせて油性のシミを洗剤で落とした後、スチームで水性のシミを取り除いて漂白をして仕上げるという流れです。

Tシャツをクリーニングに出すと、汗ジミや化粧品によるシミを綺麗に落とせます。また、食べこぼしによるシミは時間が経つととれなくなることが多いので、早めにクリーニングに出すようにしましょう。

関連記事：時間がたった汗染みの落とし方6つ｜後悔しないための注意点も解説

黄ばみも取れる

Tシャツは長年愛用していると、襟ぐりや脇などの黄ばみが気になることが多いですが、黄ばみは汗や皮脂といったタンパク質の汚れが酸化することによって黄色く変色する現象です。家庭での洗濯ではタンパク質の汚れを完全に落とすのが難しく、どうしても黄ばみができてしまいます。クリーニングでは、シミの原因に応じた方法で落とすため、油分を含む汚れの黄ばみもシミ抜きで落とすことが可能です。

また、白や淡い色のTシャツへの色移りを防ぐには、色物を分けて洗濯する必要がありますが、自宅で行うには手間がかかります。クリーニングを利用すれば仕分けして洗うため、色移りも防げて安心です。

よれずに仕上がる

Tシャツは自宅の洗濯機で洗うとほかの衣類と絡み合って引っ張られたり、水を含んだ状態で圧迫されたりするため、繊維に隙間ができてしまい、よれたり伸びたりしてしまいやすいです。クリーニングでは、大型の洗濯機を使用しているので衣類が絡みにくく、場合によっては一品ずつ丁寧に対応しているので、Tシャツがよれて型崩れしてしまうのを防げます。また、アイロン掛けも行われるため仕上がりが綺麗です。

ハイブランドTシャツも安心

高価なTシャツは自宅で洗濯すると風合いや着心地のよさが損なわれてしまう可能性があります。Tシャツに使われている生地に合わない洗剤を使用したり、洗濯機で過度に摩擦を与えたりしてしまうことが原因です。特にラインストーンや繊細なレースの装飾がついているTシャツや、特殊なプリント加工がされているTシャツは注意が必要です。クリーニングを利用すると、生地に合った洗剤や洗い方を用いるため長く品質を維持した状態で着用できます。

関連記事：クリーニングに出すべき衣類と自宅で洗濯できる衣類の見分け方｜クリーニングを利用するタイミングなど

Tシャツのクリーニングの値段

Tシャツのクリーニングの値段は、サービス形態によって価格帯が異なります。主なクリーニングのサービス形態は以下の通りです。

• 店舗型
• 宅配型

店舗型

店舗型クリーニングでTシャツをクリーニングする場合の料金は500円前後が相場です。店舗型はいわゆる街のクリーニング屋さんで、自分でTシャツなどの衣類を店舗に持ち込んで仕上り日以降に引き取りに行きます。店舗型はスタッフと直接コミュニケーションがとれるため、オプションなどについてその場で相談することも可能で、希望を伝えやすいという安心感がメリットです。また、当日仕上げや翌日仕上げに対応する店舗が多く、仕上がりが早い傾向にあることもメリットと言えます。

宅配型

宅配型のクリーニングの場合、店舗型と同様に1枚当たりの料金で受け付けているところもありますが、5枚パックや10枚パックといったパック料金制を採用している業者が多いのが特徴です。宅配クリーニングの料金は10枚パックで1万円前後が相場で、パック料金制の場合は一般的に送料無料となっています。1枚当たり1,000円程度なのでTシャツだけだと割高に感じるかもしれませんが、クリーニング料金が高いコートやダウンジャケットなどとまとめてクリーニングに出すとむしろお得です。

また、宅配クリーニングの1枚の数え方は業者によって異なります。「リコーベ」の場合、Tシャツは家庭洗濯品として3枚で1枚のカウントになるため、Tシャツだけをまとめてクリーニングに出しても割高ではありません。

宅配型はパソコンやスマートフォンからインターネット上で注文して、自宅に集荷に来た宅配業者にクリーニングに出すものを渡すと、クリーニングを終えた後自宅まで届けてもらえるサービス形態です。24時間いつでも注文が可能で、店舗まで足を運ぶ手間が省けることが大きなメリットと言えます。宅配業者に都合の良い日時を指定して来てもらうことも可能なので自分の都合に合わせてクリーニングを利用できるのもメリットです。

関連記事：宅配クリーニングが安い理由とおすすめの業者の選び方｜保管などのサービスの比較も大事！

 

 

Tシャツクリーニングのオプション料金

Tシャツの状態によってクリーニング時にオプションをつけると、より綺麗な状態になります。

• シミ抜き：無料、あるいは500円～
• ほつれ直し：800円～

シミ抜きは無料で対応している店舗や、シミの状態や大きさによって無料・有料を分けている店舗、すべて有料としている店舗に分けられます。有料の場合はサイズによって料金が異なり、小さなサイズのものでも500円程度はかかります。また、ほつれ直しは対応している店舗が限られ、袖口や裾など１ヵ所当たり800円～が目安です。

宅配クリーニングの「リコーベ」では、シミ抜きやほつれ直しは基本サービスとして追加料金なしの無料で行っています。

Tシャツクリーニングにかかる日数

Tシャツのクリーニングにかかる日数は、店舗型と宅配型では異なります。店舗型の場合、Tシャツのクリーニングにかかる日数は1～2日程度です。即日仕上げに対応しているクリーニング店では、朝クリーニングに出すと夕方には仕上がっています。宅配型の場合は配送の日数がかかるため、Tシャツクリーニングにかかる日数は集荷の日から4～5日が目安です。

まとめてクリーニングなら宅配型がおすすめ

Tシャツを1枚だけクリーニングに出したい場合は店舗型の方が向いていますが、複数枚まとめて出す場合や、ほかにもクリーニングに出したい衣類がある場合は宅配型がおすすめです。宅配型なら自宅にいながらにしてクリーニングを依頼でき、宅配業者を通して引き取りや受け取りができます。そのため、わざわざ店舗に足を運んでクリーニングを出す時間をとられることがありません。また、宅配型クリーニングなら、クリーニング代金がかさむコート類などと一緒に出したいときほど、1枚あたりの価格がリーズナブルになります。

さらに「リコーベ」では無料でクリーニングした衣類の保管サービスを行っており、最大12ヵ月預けることができます。例えば、春夏にしか着ないTシャツやスプリングコート、あるいは冬物のセーターやコートなど、季節ものの衣類の保管に利用すると、自宅の限られた収納スペースを有効に活用できるので便利です。

 

 

まとめ

Tシャツの洗濯はクリーニングを利用するとシミを落として黄ばみや型崩れを防げるなど、綺麗な状態で長く着用できます。また、クリーニングには店舗型と宅配型がありますが、まとめて多くの点数をクリーニングに出す場合は宅配型の利用がお得です。ブランドものなどお気に入りのTシャツをクリーニングに出す際には、宅配型クリーニングを利用することを検討してみましょう。