時間が経ったシミは落とせる?クリーニング店の染み抜きが必要な汚れは
衣類にシミが付いてしまったら、できるだけ早く対処することが大切です。シミは時間が経つほど、繊維に染み込んで落としにくくなるからです。この記事では、クリーニング店の染み抜きについて紹介をします。
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時間が経ったシミはクリーニング店に依頼すべき理由
衣類にシミが付いた場合、そのまま放置しておくと、シミが落ちにくくなるだけでなく、衣類の色落ちや変色の原因にもなります。そのため、時間が経ったシミは、クリーニング店に依頼してプロに処理してもらうのがおすすめです。
シミは時間が経つほど、繊維の中に汚れが入り込み、落ちにくくなります。そのため、シミが付いたらできるだけ早く対処することが大切です。
シミができた直後は、シミの種類や大きさにもよりますが、自宅での洗濯・前処理で落とせる可能性が高いです。
シミができて1週間~10日程度であれば、自宅での対処もまだ可能です。ただし、シミの種類によっては、市販の洗剤や漂白剤では落としにくくなっている場合があります。
この場合は、シミの種類や大きさに合わせて、専用のクリーニング剤や方法で対処する必要があります。また、デリケートな素材の場合は、クリーニング店に依頼した方が安心です。
シミができて1か月以上経過すると、シミが完全に繊維の中に入り込んでしまい、自宅での洗濯や前処理では落とすのが難しくなります。
この場合は、クリーニング店に依頼してプロに処理してもらうのがおすすめです。自分でできるケアとクリーニング店の染み抜きの違いは、以下のとおりです。
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自分でできるケア |
クリーニング店の染み抜き |
洗剤・薬品 |
市販の洗剤や漂白剤 |
シミの種類や大きさに合わせて、専用の薬品を使用 |
方法 |
市販の洗剤や漂白剤を使用して自分で対処する |
プロが専用の薬品と機材で処理する |
費用 |
安価 |
高価 |
リスク |
シミが落ちなかったり、衣類が傷んだりする可能性がある |
シミが落ちない、衣類が傷むなどのリスクが少ない |
自分でできるケアは、費用や時間が安いというメリットがありますが、シミが落ちなかったり、衣類が傷んだりするリスクがあります。また、シミの種類によっては、市販の洗剤や漂白剤では落としきれない場合もあります。
一方、クリーニング店の染み抜きは、費用は高価ですが、シミが落ちない、衣類が傷むなどのリスクが少なく、安心して依頼することができます。また、シミの種類や大きさに関係なく、プロが適切な方法で処理してくれます。
関連記事:クリーニングの染み抜きで落とせない汚れはあるのか|料金相場も紹介!
クリーニング店の染み抜きの主な対象製品
クリーニング店の染み抜きの主な対象製品は、以下のとおりです。
主な対象製品 |
主な対象外製品 |
ワイシャツ/スーツ/スラックス/スウェット/ジャケット/コート/ダウン/ジャンパー/スカート/ネクタイ など |
着物/皮革製品/下着水着/バッグ/じゅうたん など |
クリーニング店に染み抜きを依頼する際には、対象製品を確認するようにしましょう。対象製品かどうかは、クリーニング店のホームページやチラシなどで確認することができます。また、直接店舗に問い合わせることもできます。
対象製品ではない衣類でも、染み抜きに対応してくれる場合もあります。ただし、料金が高額になる場合や、衣類が傷む可能性があるため、注意が必要です。
クリーニング店の染み抜きで落とせるシミ・汚れ
クリーニング店の染み抜きで落とせる主なシミ・汚れの種類は、以下のとおりです。
汗染み
汗に含まれるタンパク質や脂質が繊維に染み込んでしまうことで発生します。時間が経つと、タンパク質が繊維に定着してしまい、落としにくくなります。また、脂質は水に溶けにくいため、水洗いでは落としにくいです。クリーニング店では、タンパク質を分解する薬品や、脂質を溶かす薬品を使用して、汗染みを落とします。
関連記事:時間がたった汗染みの落とし方6つ|後悔しないための注意点も解説
水染み
水に濡れた衣類が乾く際に、水分が蒸発する際に発生するシミです。水染み自体は落としやすいですが、繊維が伸びたり縮んだりしてシワや変形の原因になることがあります。水染みが発生した場合は、早めに乾かすことが大切です。また、衣類の素材や形状に合わせて、干し方にも注意しましょう。
食べ物や飲み物によるシミ
食べ物や飲み物に含まれる色素や油分が繊維に染み込んでしまうことで発生します。種類によって落としにくいものもありますが、クリーニング店では専用の薬品や方法で落とすことができます。たとえば、カレーなどの色素は、漂白剤で落とすことができます。また、油汚れは、洗浄剤で洗い流してから、油分の溶解剤で落とすことができます。
化粧品や薬品によるシミ
化粧品や薬品に含まれる色素や成分が繊維に染み込んでしまうことで発生します。紫のシミは、化粧品や薬品に含まれる鉄分が酸化して発生するものです。クリーニング店では、化粧品や薬品の成分に合わせて、適切な薬品や方法で落とします。
クリーニング店の染み抜きでも落とせないシミ
クリーニング店の染み抜きでも落とせない、落ちにくいシミ・汚れの種類は、以下のとおりです。
水性インク(ボールペン等)
水性インクは、水に溶ける性質を持つため、水洗いでは落としやすいです。しかし、時間が経つと、インクの色素や成分が繊維に定着してしまい、落としにくくなります。また、インクの種類によっては、水洗いによってシミが広がってしまう場合もあります。
水性ペンキ
水性ペンキは、水に溶ける性質を持つため、水洗いでは落としやすいです。しかし、時間が経つと、ペンキの色素や成分が繊維に定着してしまい、落としにくくなります。また、ペンキの種類によっては、水洗いによってシミが広がってしまう場合もあります。
墨汁
墨汁は、水性インクや水性ペンキと同様に、水に溶ける性質を持つため、水洗いでは落としやすいです。しかし、時間が経つと、墨汁の色素や成分が繊維に定着してしまい、落としにくくなります。また、墨汁は、水性インクや水性ペンキよりも色素が強く、落とすのが難しい場合があります。
血液
血液は、タンパク質や鉄分などの成分から構成されています。タンパク質は水に溶けにくいため、水洗いでは落としにくいです。また、鉄分は酸化して色素になるため、シミが目立つようになります。血液のシミは、時間が経つと落としにくくなるため、早めに対処することが大切です。
カビ
カビは、衣類の繊維に付着して繁殖することで発生します。カビのシミは、衣類の繊維を傷めてしまうため、放置しておくと衣類がダメになる可能性があります。カビのシミは、クリーニング店では、カビ取り剤を使用して落としますが、シミが広がっている場合は、衣類がダメになる可能性があるため、注意が必要です。
食べ物・飲み物による古いシミ
食べ物や飲み物に含まれる色素や油分が繊維に染み込んでしまうことで発生するシミです。種類によって落としにくいものもありますが、クリーニング店では専用の薬品や方法で落とすことができます。しかし、時間が経つと、シミが繊維に定着してしまい、落としにくくなります。また、油汚れは、時間が経つと、油分が酸化してシミが固まってしまい、落としにくくなります。
クリーニング店の染み抜きのサービス料金目安
クリーニング店の染み抜きのサービス料金は、シミの種類や大きさ、衣類の素材などによって異なります。一般的に、クリーニング店の染み抜きのサービス料金は、1か所あたり330~1,650円(税込)前後が相場です。
クリーニング店によっては無料で染み抜きに対応してくれる場合があります。宅配クリーニングrecobe(リコーべ)ではシミ抜きやボタンゆるみ直しなど無料で対応をしています。
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クリーニング店に染み抜きを依頼する際の注意点
クリーニング店に染み抜きを依頼する際には、以下の点に注意が必要です。
染み抜きは、通常のクリーニングよりも時間がかかります。一般的には、1週間~2週間程度かかる場合が多いです。
シミができてから時間が経つと、シミが繊維に定着してしまい、落としにくくなります。特に、血液やインクなどのシミは、時間が経つと落としにくくなるため、早めに対処することが大切です。一般的に、シミができて1か月以上経過している場合は、落とせない可能性が高いと言われています。
クリーニング店に染み抜きを依頼する際には、シミの種類や大きさを伝えるようにしましょう。衣類の素材や状態についても伝えておくと、より適切な染み抜きを行うことができます。